ロボット実践教材
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次世代ロボットエンジニア育成の ミドルウェアを活用した実践的教育プログラム開発 - 28 - 3.5. ログ出力 (LogOutput) ログ出力コンポーネントは、他のコンポーネントから、文字列としてプログラム情報(ログ)を受け取り、コンソール及び、指定ファイルに文字を表示・出力する。具体的には、以下の処理を行っている。 � 指定ファイルにログ書き込み 指定ファイルを開き、ログ情報(文字列)を書き出す。プログラム終了と同時に、ファイルを閉じる。(プログラム実行中は、ログ情報ファイルを見ることができないので注意。) � コンソール画面に文字列表示 このコンポーネントについては、完成品を用意しているため、ソースコードを直接触る必要はないが、RT System Editorでのコンフィギュレーションによるログ情報を書き出すための指定ファイルのパス名(絶対パス)が必要である。ログ出力コンポーネントを「Activate」する前に、ファイルのパス名を記入すること。 � OutputPath ログ情報を保存するログファイルの絶対パス名。 ログファイルは自動生成されないので注意。 ①ファイルの場所とファイル名を記入する。 図3-4ログ出力のコンフィギュレーション ②「適用」をクリックし 変更確定する

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