専門学校生に対人関係能力(コミュニケーション能力)を獲得させるためには、学校生活全般にを占める1つひとつの授業によって、学生が学習活動を通してその内容を習得することを前提に、授業の学習カリキュラムを連動させ、学生自身が「気付き」の中から対人関係能力を獲得して行く能力を習得させなければなりません。学習の指導体制についても、全授業が相互に連動性を持ち、かつ教員の授業が組織的に連動性を持って学習指導を行う体制が組まれている必要があります。
しかし、多くの専門学校では、教員個々の授業の質や指導力向上を目指す授業評価等は、実施されていますが、教員が教員間の授業を相互に理解し、目的、内容や指導方法を共有して、
学校や専攻内で授業の連動を組織的に行うファカルティ・ディベロップメント(以下FD)による学校運営は十分ではないと思います。
本事業では、教員間の授業コミュニケーションを組織的に活性化させ、学生の『キャリア指導』の基本となる対人関係能力を高めるために、まったく新しい専門学校のためのFDを開発しました。このたび、全国専門学校情報教育協会の協力のもと、説明会を開催することとなりましたのでご案内申し上げます。
ぜひ参加くださるよう、お待ち申し上げております。
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