6月に発表されたインターネット白書2008によると、ブロードバンドの世帯普及率は6割に迫り、インターネットは日常生活において当たり前の存在となっています。企業や団体での利用も、情報を発信するだけでなく、いかに利用者とコミュニケーションを取り、ファンとして囲い込めるかに重きが置かれるようになっており、そのための仕掛け・仕組みなどが開発できるWebコンテンツ技術者の人材ニーズも必然的に高まっています。
本研修では、学生がサーバサイドWebコンテンツ作成の演習を行う際に、開発したコンテンツを顧客側の環境に合わせて動作確認したり、サーバ環境の設定を行うために必要な実習を行うための環境構築を中心に、わかりやすく解説します。
- OpenVZ(Virturozzo)を使用した仮想プライベートサーバの構築方法(1台のPCサーバで多数の学生が実習可能)、スクリプトを利用した効率的な運用方法を理解する。
- Apache、MySQL、Perl、PHPの環境構築、各設定の項目の意味、バージョンアップやダウングレードなどについて、学生に教える際のポイントを理解する。
- プログラムソースをはじめとした各種ファイルのバージョン管理システム、Subversionのインストールおよび基本操作を理解する。
実際のホスティングサービスで使われているのと同様の実習環境を学生に提供することで、発注者側の様々な条件や環境に適した開発が行える、付加価値の高い技術者の養成が可能となります。また、OpenVZによる仮想プライベートサーバの構築方法をご紹介致しますので、1台のPCサーバで多数の学生が個人ごとにサーバ環境設定等の実習ができる環境を構築できるようになります。
ご多用中とは存じますが、関連教育を担当されている教職員の方、あるいは導入を検討されている学校関係者の方にぜひご参加いただき、教育の充実や魅力アップ、就職の優位性向上にお役立ていただきたいと存じます。
多数のご参加、お待ち申し上げております。
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