近年、産業構造の変化や国際化の進展により、国や地域の枠組みを越えた教育訓練の機会が増加するとともに、学生の達成度評価を行うための国際的な共通の枠組みが構築されつつあります。専門学校は、産業界の人材ニーズを反映し、実践的な職業教育を実施してきましたが、今後さらに発展し、社会や産業界の要請に的確に対応してゆくためには、教育の質の向上を図り、社会的に保証していくことが求められています。

　本研修会では、教育の質の向上・保証に最も重要である教員の教育力向上を目的に、教員が効果的に教育を展開するための授業課題の分析手法及び分析結果を用いた授業設計を学習します。インストラクショナルデザインの基本モデルを学習し、教員の教育力養成を目指します。

　専門学校の学科責任者の皆様はもちろん科目をご担当する教員の皆様にも、ぜひご参加いただきたい研修会となっております。ご多忙中の折、大変恐縮ではございますが、研修会へのご参加をご検討いただきたくお願い申し上げます。　

平成24年12月4日（火）　11:00〜17:00
12月5日（水）　9：00〜15：00

　日本電子専門学校
　住所　〒169-8522　東京都新宿区百人町1-25-4
　地図はこちら
　最寄り駅　JR大久保
　※会場詳細は、受講証とともにお知らせいたします。

・インストラクショナルデザインの課題分析方法を用い、学習課題に適した分析を行なうことができる。
・自らの持つ担当科目に於いてIDの課題分析法を用い、コマシラバス１回に相当する授業計画を作成することができる。
・シラバスの基本的なフォーマットに於ける目標・学習項目・達成度確認を、IDを用いて記述することができる。

外務省の事業の一環であるJICA青年海外協力隊派遣においてPC隊員として2年間中米ジャマイカ国に赴任。地域大学の応用IT科講師として現地の教壇に立つ。その後も世界各国地域のボランティア活動を経て、現在は株式会社ウチダ人材開発センタのインストラクタの立場で青年海外協力隊のコンピュータ系の職種の隊員に対するインストラクショナルデザインを用いた教材作成技術の講師を年4回、5年間に渡り延べ300人以上に対して行なっている。
その他担当はICT新人研修、ビジネスマナー、MS-Office、プレゼンテーション、ハードウェア・ネットワーク、プログラミング言語など多岐に渡る。

講師からの一言：これまでの経験を活かした分かりやすい研修を心がけています。よろしくお願いいたします。